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2021.12.12 18:17

水俣病の記録写真、後世へ 9人の目線、20万点超

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 「水俣・写真家の眼プロジェクト」が熊本県水俣市で開いたトークショー。右から2人目は桑原史成さん=12日午後

 水俣病の写真集を手掛けたカメラマン9人による計20万カット超の保存や活用を目指す「水俣・写真家の眼プロジェクト」が発足し、熊本県水俣市で12日、トークショーがあった。歴史や被害実態の継承が狙いで、1960年から患者や家族を撮り続けた桑原史成さん(85)は「写真家が亡くなった時に遺族がフィルムの扱いに困ることが多い。後世に伝える努力をするのは良いことだ」と意義を語った。


 プロジェクトは2022年に一般社団法人を設立し、写真展を開く予定。発足の背景には、高齢化などでフィルムの保存や管理が困難になったことがあり、スキャンしてデジタル化を進める。

(c)KYODONEWS

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