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2021.12.12 17:46

中国で拘束の父、長男が解放訴え 2年半以上経過、北海道大で講演

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 中国で拘束されている袁克勤氏の無実と解放を訴える長男成驥氏の講演=12日午後、札幌市

 2019年に北海道から中国に一時帰国した際、スパイ活動に関与した疑いで拘束、起訴された元北海道教育大教授袁克勤氏(66)の長男成驥氏(29)は12日、札幌市の北海道大で講演し、「なぜ父が拘束されなければならないのか」と父の無実と早期解放を訴えた。


 成驥氏は袁氏の拘束から2年半以上が過ぎたが、中国当局から理由が明らかにされず、起訴後の裁判も開かれていないと説明。「これまで面会すらできない。すべてが不明のまま」と話した。


 中国政府は、袁氏が日本の情報機関の要求に従い活動していたと主張している。

(c)KYODONEWS

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