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2021.12.12 06:06

被団協、被爆者代表団の派遣断念 NPT会議、コロナ禍で

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 NPT再検討会議の開幕を前に核兵器廃絶を訴えパレードする被爆者ら=2015年4月、米ニューヨーク(共同)

 来年1月に米ニューヨークの国連本部で開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議に、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が被爆者代表団の派遣を断念したことが11日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う判断。原則5年に1度の会議は、核兵器の非人道性や廃絶を訴える貴重な機会だが、「核被害の当事者」がほぼ不在の中での開催は、核軍縮議論や世界の反核世論にも影響を与えそうだ。


 厚生労働省によると、被爆者の平均年齢は83・94歳と高齢。いずれ訪れる「被爆者なき時代」に向け、核廃絶運動や惨禍の継承の在り方が課題となっている。

(c)KYODONEWS

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