１号機発射は２２年末に、和歌山　国内初、民間ロケット場

2021.12.11 17:35

１号機発射は２２年末に、和歌山　国内初、民間ロケット場

高知新聞社

　和歌山県串本町で建設が進む日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」を地域の活性化に生かそうと、地元の自治体や観光協会などが設立した協議会の臨時総会が１１日、同町内で開かれた。発射場を運営する宇宙事業会社スペースワン（東京）の阿部耕三取締役（４３）が出席し「２０２２年３月末まで」としていたロケット１号機の発射時期が「２２年末まで」にずれ込むと明らかにした。

　阿部氏は理由を「新型コロナウイルスの影響で海外に発注したロケットの部品が届かない状況」と説明。「打ち上げを楽しみにしている地元の皆さんには申し訳ない」と話した。

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