2021.12.11 11:52
ワクチン追加接種で有効性70% オミクロン株、英保健当局
【ロンドン共同】英政府は10日、新型コロナウイルス新変異株「オミクロン株」に対するワクチンの効果について、保健当局が英国内のオミクロン株感染者を調べたところ、ワクチンを追加接種することで発症を70%防ぐ有効性がみられたとの結果を発表した。
調査はオミクロン株の581人とデルタ株に感染の5万6439人を分析。英アストラゼネカ製か米ファイザー製で2回の接種を終えた場合、発症へのワクチンの有効性はオミクロン株ではデルタ株よりもはるかに低かった。一方、ファイザー製で3回目の追加接種を受けて2週間以内の場合だと、オミクロン株に対して70~75%の有効性がみられた。