2021.12.11 07:01
NY株反発、216ドル高 物価上昇想定内で買い
ニューヨーク証券取引所=10月、米ニューヨーク(AP=共同)
【ニューヨーク共同】10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比216・30ドル高の3万5970・99ドルで取引を終えた。朝方発表された11月の米消費者物価指数の上昇率は市場予想の範囲内で、インフレ懸念は強まらなかった。投資家のリスク回避姿勢が和らぎ買い注文が優勢となった。
幅広い銘柄のSP500種株価指数も反発し、44・57ポイント高の4712・02と過去最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合指数は113・23ポイント高の1万5630・60。
個別銘柄では通信機器のシスコシステムズやITのマイクロソフトの上昇が目立った。