2021.12.11 00:25
ノーベル授賞式開催 コロナで真鍋さんら出席せず
ノーベル財団のホームページに映し出された真鍋淑郎・米プリンストン大上席研究員のメダル授与式の映像(同ホームページから)
【ストックホルム共同】ノーベル賞の科学3賞などの授賞式が10日午後(日本時間11日未明)、スウェーデンのストックホルム市庁舎で開かれた。物理学賞の真鍋淑郎・米プリンストン大上席研究員(90)ら受賞者は新型コロナウイルス流行のため出席せず、ノーベル財団の関係者らが業績をたたえた。
メダルは例年、アルフレド・ノーベルの命日の10日に国王から手渡される。昨年と今年は新型コロナの影響により居住国で授与され、真鍋さんは日本時間7日、居住する米国でメダルと賞状を受け取った。
真鍋さんは1960年代、「気候モデル」を開発し、地球温暖化予測に関する研究で成果を上げた。