2021.12.10 06:42
NY株小反落、0・06ドル安 重要指標控え様子見
9日、ニューヨーク証券取引所で働くトレーダーたち(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小反落し、前日比0・06ドル安の3万5754・69ドルで取引を終えた。景気の重要指標である11月の米消費者物価指数の発表を10日に控え、様子見ムードが強かった。
朝方は利益確定売りが先行し、一時は180ドル近く下げた。売りが一巡後は、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」への懸念後退を背景に、上昇相場での出遅れが目立つ株に買いが入って下げ幅を縮めた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、269・62ポイント安の1万5517・37。