2021.12.04 06:35
NY株反落、59ドル安 新変異株の流行懸念
ニューヨークのウォール街にある標識(AP=共同)
【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比59・71ドル安の3万4580・08ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の流行を懸念した売りが優勢となった。
朝方に発表された11月の米雇用統計で、失業率が昨年2月以来の低水準になったことも、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを前倒しするとの観測につながって売りを誘った。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、295・85ポイント安の1万5085・47。