2021.11.19 09:59
米、イラン人ハッカー2人を起訴 昨年大統領選介入、制裁も
ワシントンにある米司法省の建物(AP=共同)
【ワシントン共同】米司法省は18日、昨年の米大統領選に介入しようとしたとして、イラン人ハッカーの男2人が起訴されたと発表した。トランプ前米大統領を支持することで知られる極右組織「プラウド・ボーイズ」をかたり、投票不正に関する虚偽情報をソーシャルメディアで拡散したという。
米財務省は18日、起訴された2人を含むイラン人6人と、イランのサイバー企業を制裁対象に指定した。米国内の資産が凍結される。ブリンケン国務長官は声明で、制裁対象者をイラン政府が支援しているとの見方を示し「米国民の選挙への信頼を損なおうとデマを広めた」と非難した。