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2021.11.19 08:37

性暴力は「望まない行為」全て 高知市で被害者支援団体が講演 「許されない」と子どもに伝えて

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「性暴力は相手が誰であっても、どんな理由があっても決して許されない」と語る田口奈緒さん(高知市役所たかじょう庁舎)

「性暴力は相手が誰であっても、どんな理由があっても決して許されない」と語る田口奈緒さん(高知市役所たかじょう庁舎)

 幼少期からの性教育を考える講演会がこのほど、高知市内で開かれた。兵庫県内で性暴力の被害者支援に携わる産婦人科医、田口奈緒さんが「性的同意」の大切さを語り、「あなたが望まない性的な行為は全て性暴力。決して許されないということを子どもたちに繰り返し伝えてほしい」と呼び掛けた。

 田口さんは兵庫県立尼崎総合医療センターの産婦人科部長で、NPO法人「性暴力被害者支援センター・ひょうご」の代表。ライフワークの一つとして、学校での性教育に力を入れている。

妊娠経過扱わず
 学校では現在、小学4年から体の発育・発達や初経、精通などを学習。中学で妊娠や性感染症を学んでいる。しかし、「学習指導要領では妊娠の経過は取り扱わないものとされていて、性交渉について教えることはない」という。

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