2021.11.16 15:12
東証小幅続伸、終値は31円高 半導体関連銘柄に買い
東京証券取引所=東京・日本橋兜町
16日の東京株式市場の日経平均株価は小幅に続伸した。終値は前日比31円32銭高の2万9808円12銭。半導体関連や自動車といった平均株価への寄与度が大きい銘柄の買いと、当面の利益を確定するための売りが交錯し、方向感を欠く展開となった。
東証株価指数(TOPIX)は2・31ポイント高の2050・83。
トヨタ自動車が値上がりしたほか、取引開始直後は軟調だった東京エレクトロンなどが上昇に転じた。平均株価の上げ幅は一時100円を超えた。
ただ、平均株価が前日までの3営業日で670円程度上昇したこともあり、利益確定の売りも出て、前日終値を下回る場面もあった。