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2021.11.08 19:59

長崎の県立高でいじめ報告書 「重大事態」判断に遅れ

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 長崎県教育委員会は8日、県立高で昨年、当時3年だった女子生徒が、いじめ防止対策推進法の「重大事態」に当たるいじめを受けていたとする報告書を公表した。生徒は靴が切られたり帽子が無くなったりし、保護者も病院の診断書などを提出したが、学校の判断が後手に回り、県教委の把握も遅れたとした。


 県教委は「いじめの認知と危機意識の共有や組織的対応が適切にできておらず、報告が遅れ関係機関との連携や支援が機能しなかった」と話している。生徒は学校に通えない時期もあったが、現在は「穏やかな生活を送っている」という。

(c)KYODONEWS

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