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2021.11.05 18:19

袴田さん弁護団が鑑定書提出 みそ漬けの血痕「黒色化」

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 1966年に静岡県の一家4人が殺害された事件で死刑が確定し、静岡地裁の再審開始決定を受け釈放された袴田巌さん(85)の差し戻し審で、弁護団は5日、東京都内で記者会見を開き「(血痕を)みそに漬けた場合、数カ月で黒色化し、1年以上では血液の赤みが残ることはない」とする鑑定書を東京高裁に提出したと明らかにした。


 確定判決では、袴田さんの逮捕から約1年後にみそタンクから見つかった衣類が「犯行着衣」とされ、有罪立証の柱となった。衣類には赤みの残る血痕があり、弁護団は、袴田さんが隠したのであれば、1年以上のみそ漬けで赤みが消えるはずで、捏造証拠だと主張している。

(c)KYODONEWS

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