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2021.11.06 08:35

高知市で恒例「ふるさとまつり」11/7まで 農村と消費者つなぎ50年

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24市町村の味覚が並ぶフェスティバル土佐「第50回ふるさとまつり」(高知市の「みどりの広場」)

24市町村の味覚が並ぶフェスティバル土佐「第50回ふるさとまつり」(高知市の「みどりの広場」)

 農村と消費者つないで半世紀―。高知県内の特産品や料理を一堂に集めたフェスティバル土佐「第50回ふるさとまつり」(RKC高知放送主管)が5日、高知市の鏡川河畔「みどりの広場」で始まった。初日から大勢の買い物客でにぎわった。7日まで。

 まつりが始まったのは1972年。同年8月の「鏡川まつり」での「ふるさとコーナー」に4町村の農産物を並べたところ、これが大盛況。「生産者と消費者をつなげよう」「故郷の土の香りと人情を見直そう」との趣旨で、11月に高知市の中央公園で初めて開かれた。74年の第3回からは、会場を現在の「みどりの広場」に移して開催している。

 今年は県内24市町村、5団体が出店。土佐郡土佐町の土佐あかうしの串焼き、30センチ近い四万十川産のアユの塩焼き、室戸市のキンメダイやアジの干物など、各地の自慢の一品がずらり。ウツボの干物を買った高知市の60代の女性は「唐揚げでつまみに」と、舌なめずりしていた。

 日替わりで鍋料理を提供するコーナーでは、この日は四万十市のツガニ鍋や安芸郡安田町の山芋汁などを販売。松岡謝夫(あやお)さん(45)=高知市=は「ツガニ鍋が楽しみで10年以上通ってる」と、おいしそうに汁をすすっていた。

 会場では新型コロナウイルス対策として、出入り口を1カ所に限定。検温と消毒後に入場する。(坂本出)

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