2021.11.04 10:26
東証、午前終値2万9792円 米利上げへの警戒和らぐ
東京証券取引所=東京・日本橋兜町
休日明け4日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。前日にあった米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見を受け、米国の利上げ時期の前倒しに対する警戒感が和らいだ。上げ幅は一時300円を超えた。
午前終値は休日前の2日終値比271円57銭高の2万9792円47銭。東証株価指数(TOPIX)は17・64ポイント高の2049・31。
FRBは3日、経済の順調な回復を受け、米国債などを買い入れる量的金融緩和の縮小開始を決定。一方、パウエル議長は会見で「利上げのときではない」と述べた。