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2021.11.02 09:00

高僧隠元像、中国「里帰り」検討 国交50年、インゲン豆の由来

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 生前の毛髪とひげを使い1663年に制作されたとされる隠元禅師像(京都府宇治市の黄檗山万福寺提供)

 【北京共同】在中国日本大使館が来年の日中国交正常化50年に向け、江戸時代に中国から日本に渡った黄檗山万福寺(京都府宇治市)の高僧隠元(1592~1673年)の禅師像を、中国側に一時貸し出す方向で検討していることが2日、分かった。日中関係筋が明らかにした。隠元は禅宗「黄檗宗」を開き、インゲン豆を伝えたことで知られる。高僧の「里帰り」という文化交流を通じ、日中関係改善の後押しを狙う。


 万福寺によると、像は木造で高さ161・7センチ、生前の毛髪とひげを使い1663年に制作された。万福寺の担当者は「像を必ず戻してくれる状況が整うなら前向きに検討する」としている。

(c)KYODONEWS

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