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2021.11.01 03:36

共産、比例中心戦略は不発 志位氏、自民過半数「残念だ」

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 テレビ局のインタビューに答える共産党の志位委員長。右は小池書記局長=31日午後10時48分、東京都渋谷区の党本部

 共産党は比例代表を中心に公示前の12議席を増やす戦略は不発だった。志位和夫委員長は党本部で会見し、自民が単独過半数を維持したことに「残念だ」と述べた。岸田政権への批判票を分散させないため、立憲民主党などとの野党共闘を重視し、競合していた小選挙区の多くで候補者を取り下げたが、比例の議席増につなげられなかった。小選挙区は公示前と同じ1議席だった。


 小池晃書記局長は会見で「9年間の安倍、菅政治に対する国民の強い批判の表れだ」と分析。野党共闘が効果を発揮しているとの認識を示した。志位氏は「政権交代は今回できなかったが、2回、3回とチャレンジしたい」と強調した。

(c)KYODONEWS

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