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2021.10.29 19:55

がん患者の乳房誤って切除 千葉大病院、「確認不足」

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 千葉大病院は29日、2017年に左乳房にがんのある50代女性の手術で、誤って両側の乳房を切除していたと発表した。担当医師は院内の調査に「確認不足で(両側にがんがあると)思い込んでしまった」と説明、横手幸太郎院長は「心よりおわび申し上げる」と謝罪した。


 千葉大病院によると、乳腺・甲状腺外科の医師が17年9月、女性の左乳房にがんを発見。その後同じ医師が、同病院などで10月に右乳房の検査をした際には「悪性所見なし」とされた。


 しかし、医師が「右乳房にもがんが見つかった」と女性に報告。手術で両乳房を切除した。術後の検体の病理検査で誤認していたことが判明した。

(c)KYODONEWS

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