2021.10.29 13:30
トヨタ、22年半ばに新型EV 脱炭素化に向けて本格展開へ
トヨタ自動車の新型電気自動車「bZ4X」
トヨタ自動車は29日、新型の電気自動車(EV)「bZ4X」を2022年半ばから日本や北米、中国、欧州など世界各地で順次発売すると発表した。EV専用の「bZ」シリーズ第1弾となり、脱炭素化に向けて需要が拡大するEVの本格展開を進める。
トヨタはハイブリッド車(HV)をはじめ多様な電動車をそろえる全方位戦略の一環としてEVを強化。EV展開を現在の6車種から25年までに15車種に拡大する考えだ。
bZ4Xは人気のスポーツタイプ多目的車(SUV)で価格は未定。バッテリー総電力は71・4キロワット時で、前輪駆動タイプは1度の充電で500キロ前後走行できる。