2021.10.28 19:13
JR東日本、2年連続赤字へ 賞与削減や新幹線本数抑制を検討
JR東日本は28日、2022年3月期の連結業績予想を引き下げ、純損益が360億円の黒字から1600億円の赤字(前期は5779億円の赤字)に転落するとの見通しを発表した。赤字になれば2年連続。新型コロナウイルス流行による緊急事態宣言の長期化などで、鉄道の利用が振るわなかった。
22年3月期の経費削減目標は700億円としていたが、1800億円に引き上げる。利用状況に応じ新幹線の運行本数を抑制するほか、社員の賞与削減も検討し、固定費を切り詰める。
売上高も2兆3260億円から2兆570億円(前期は1兆7645億円)に下方修正した。