2021.10.28 15:05
東証大幅続落、終値278円安 半導体不足の業績影響を懸念
東京証券取引所=東京・日本橋兜町
28日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落した。終値は前日比278円15銭安の2万8820円09銭。半導体など部品の供給不足が企業業績に悪影響を与えるとの懸念から売り注文が膨らんだ。
東証株価指数(TOPIX)は14・15ポイント安の1999・66。出来高は約22億1200万株だった。
最高値圏で推移する米ダウ工業株30種平均は、前日に反落。28日の東京市場も売り優勢で始まり、朝方に下げ幅が400円を超える場面もあった。その後は好業績の銘柄を買い戻す動きもあり、下落幅はやや縮小した。