2021.10.27 08:35
防災×婚活=男女急接近!? 高知県四万十市がイベント初開催
津波避難タワーを見学する参加者ら(四万十市下田)
市地震防災課の山本聡課長(56)が発案。生涯学習課にいた時に企画したスポーツと婚活を組み合わせたイベントが好評だったため、現在担当する防災分野でも企画した。
24日、市役所の防災対策室に集まった男女は、「カップルでドライブ中に地震が起きたら」「レストランで食事中だったら?」など、状況別の行動を考えるワークショップに参加。自然と会話が弾んだ。
昼には、災害時の非常食になる〝防災植物〟のメニューを提供する同市津蔵渕のカフェ「四万十ふれーばー」で、ヨモギなどを使って天ぷら作り。同市下田では津波避難タワーを見学しながら親交を深めた。
最後に好印象だった異性をカードに記入してマッチングし、カップル2組が成立。参加者は「学習もあるので、純粋な婚活イベントより参加しやすかった」「防災植物は思ったよりおいしい。知識も得られ、楽しかった」などと話していた。(今川彩香)