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2021.10.23 08:40

高知市のプラネタリウム3年連続日本一 小規模部門、客数で オーテピア・みらい科学館

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プラネタリウムに輝く星々に思わずうっとり(高知市追手筋2丁目=森本敦士撮影、魚眼レンズ使用)

プラネタリウムに輝く星々に思わずうっとり(高知市追手筋2丁目=森本敦士撮影、魚眼レンズ使用)

 高知みらい科学館(高知市追手筋2丁目)のプラネタリウムが、2020年度の観覧者数ランキング(99席以下の小規模部門)で3年連続の日本一に輝いた。新型コロナウイルスの逆風の中でも約2万5千人が訪れており、根強いファンに支えられての快挙となった。

 ランキングは、日本プラネタリウム協議会が毎年発表。同館のプラネタリウムには20年度に生徒児童約7千人、一般約1万8千人が訪れた。ただし、昨年4月11日~5月20日は新型コロナの影響で休館。座席数を約半分(40席)に制限して上映していることもあり、前年度比では約2万8千人の減だった。

 同館は4カ月ごとに新作番組を上映しており、同じ番組でも、職員ごとに生解説の内容が異なるのが魅力。昨年度に計883人に行ったアンケートでは、6割ほどが2回目以上の客だった。コロナ下とあってか、親子連れの客も例年以上に多かったという。

 学芸員の前田雄亮さん(41)は「日本一は、地元の方に親しまれている証し」と喜び、「コロナ下で何かと窮屈な世の中。ロマンいっぱいの宇宙の世界に癒やされに来て」と呼び掛けた。(福井里実)

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