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2017.06.04 20:46

虫刺症について【こうち医療ウォッチ】高知記念病院

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虫刺症について



高知記念病院 皮膚科 松本 由美 医師 【経歴】平成16年3月 久留米大学医学部医学科卒業 平成18年4月 高知大学医学部附属病院皮膚科 平成19年6月 高知県立幡多けんみん病院皮膚科 平成21年5月 こすぎ皮ふ科 平成25年4月 高知大学医学部附属病院皮膚科 平成29年4月 高知記念病院皮膚科 

高知記念病院 皮膚科 松本 由美 医師 
【経歴】平成16年3月 久留米大学医学部医学科卒業 平成18年4月 高知大学医学部附属病院皮膚科 平成19年6月 高知県立幡多けんみん病院皮膚科 平成21年5月 こすぎ皮ふ科 平成25年4月 高知大学医学部附属病院皮膚科 平成29年4月 高知記念病院皮膚科 

 春から夏にかけていろいろな虫が出てきます。虫刺症とは蚊、ブユ、アブ、ハチ、ダニ、アリなどの虫から刺されて生じる皮膚炎のことをいいます。今からの季節では、蚊による皮膚炎が日常的に多く見られるようになります。蚊に刺されるとぷくっと膨らんだり、赤く腫れたり、また、水膨れができることもあります。早い段階での塗り薬の治療で、悪化せずに速やかに治ります。かゆみが強い場合や、悪化しているときは内服治療を併せて行います。
 たかが蚊や虫に刺されたぐらいだからと、放っておくとかき傷から細菌が入り、感染を引き起こすこともあります。そうなると抗生剤の内服が必要になり、皮疹が治るのにも時間がかかります。また、悪化した状態が長引くと治った痕(色素沈着)が残り、色が引きにくくなります。
 これからの季節は虫に刺される機会が多くなります。まずは刺されないように虫よけ対策をすることが大切ですが、刺された場合は塗り薬による治療が大事です。虫刺されぐらいでと思わずに、気軽にご相談ください。














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