2021.10.18 11:03
強制性交未遂で米軍属実刑、沖縄 裁判長「卑劣、人格無視」と指摘
那覇地裁
面識のない女性に暴行しようとしたなどとして、強制性交未遂と窃盗の罪に問われた米空軍の軍属ルシェーン・マッコイ被告(26)=沖縄県北谷町=に、那覇地裁は18日、懲役4年(求刑懲役5年6月)の判決を言い渡した。
大橋弘治裁判長は「卑劣で、被害者の人格を無視したものだ。(別件の)窃盗で取り調べを受けながら、悪質な強制性交未遂の犯行に及んだ」と指摘。弁護側は執行猶予付き判決を求めていたが「犯行を認めてはいるものの、反省は表面的だ」と退けた。
判決などによると、今年4月17日早朝、県内の路上を歩いていた30代のアルバイト女性に突然襲いかかり、暴行しようとした。