2021.10.14 05:36
NY株続落、0・53ドル安 インフレ加速を懸念
【ニューヨーク共同】13日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅続落し、前日比0・53ドル安の3万4377・81ドルで取引を終えた。9月の米消費者物価指数の上昇率が前月から拡大し、インフレ加速を懸念した売りが優勢となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)による量的金融緩和政策の早期縮小への警戒感が強いことも、リスク回避姿勢につながった。ただ米長期金利が低下し、相対的に割高感が薄れたIT銘柄に買いが入ったため、下値は限られた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、105・71ポイント高の1万4571・64。