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2021.10.11 20:39

世界の海鳥52%、化学物質汚染 プラスチック原因と指摘

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 海鳥の胃から見つかったプラスチック片の例。今回の調査地点に近い、南大西洋の島の海鳥から確認された(ケープタウン大のピーター・ライアン博士提供(C)Peter Ryan)

 世界各地の海鳥の52%からプラスチックに添加剤として加えられる化学物質を検出したと、東京農工大や北海道大などの国際チームが11日、環境化学の専門誌に発表した。


 国内外の18の大学・研究機関が世界16カ所で共同調査、32種の海鳥計145羽について、尾羽の近くの器官から分泌される「尾腺ワックス」という脂肪を分析。このうち52%に当たる76羽から、プラスチックを燃えにくくしたり、紫外線による劣化を防いだりするための添加剤が検出。胃の中にプラスチック片が見つかったケースもあった。


 プラスチック添加剤は、日本の粟島(新潟県)のオオミズナギドリなどで検出した。

(c)KYODONEWS

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