大津中２自殺１０年で黙とう　「命を思う集い」も開催

2021.10.11 10:56

大津中２自殺１０年で黙とう　「命を思う集い」も開催

高知新聞社

　黙とうする大津市教育委員会の島崎輝久教育長（左端）と職員ら＝１１日午前、大津市役所

　いじめ防止対策推進法が成立するきっかけとなった２０１１年の大津市立中２年の男子生徒＝当時（１３）＝の自殺から１０年となった１１日、大津市役所で市教育委員会の島崎輝久教育長や職員ら約５０人が黙とうした。島崎教育長はその前に「市の教育に携わる者全てが胸に刻み忘れてはならない日。今日この日をきっかけにもう一度、子どもの笑顔が輝く教育を推進していきたい」と話した。

　大津市の佐藤健司市長は「子どもをいじめから守る体制を整える」とのコメントを出した。

　男子生徒が通っていた中学校では１２年から毎年実施している「命を思う集い」を開催した。

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