2021.10.10 19:03
空自F2戦闘機、風防外れ落下 操縦室むき出し緊急着陸、福岡
航空自衛隊のF2戦闘機
防衛省統合幕僚監部は10日、福岡県朝倉市付近で同日午後、飛行中の航空自衛隊築城基地(福岡県)所属のF2戦闘機から、操縦席を覆う風防(キャノピー)が外れ、落下したと発表した。機体は操縦席がむき出しの状態となったまま築城基地に緊急着陸し、パイロット1人にけがはなかった。
防衛省によると、キャノピーは長さ約150センチ、幅約90センチ、高さ約80センチで、重さ約90キロ。アルミニウム製の枠に透明なアクリルガラスが付いている。朝倉市東部の山間部に落ちたとみられ、被害は確認されていない。自衛隊が部品を捜索している。