2021.10.07 21:56
エネオス、再エネ大手の買収検討 石油依存からの脱却図る
ENEOSのロゴマーク=東京都内
石油元売り最大手のENEOS(エネオス)ホールディングスが再生可能エネルギー発電大手のジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE、東京)の買収を検討していることが、7日分かった。世界的な脱炭素化の流れを見据え、石油に依存した事業構造からの転換を図る。買収金額は数千億円規模とみられる。
ガソリンの国内需要は人口減少やハイブリッド車(HV)の拡大で、年に数%ずつ減少している。今後も電気自動車(EV)の普及などで、需要は一層低下しそうだ。
JREは2012年創業で、全国各地で再生エネ事業を展開し、台湾にも進出している。