2021.10.04 19:10
農業AI支援サービス大幅値下げ ソフトバンク、10万円に
ソフトバンクが刷新した「e―kakashi」のスマートフォンアプリのイメージ画面(同社提供)
ソフトバンクは4日、農地の日射量などのデータをセンサーで収集し、人工知能(AI)で分析することで農作物の効率的な生産を支援するサービス「e―kakashi(イーカカシ)」を刷新すると発表した。機器の価格を10万9780円とし、従来の80万円超から大幅に値下げした。農業法人や食品メーカーへの幅広い普及を目指す。
機器に別売りの温湿度センサーや日射センサーを接続して使い、情報はスマートフォンやパソコンで確認できる。ビニールハウス内の気温が上昇したら警告を発するように設定したり、複数のメンバーで作業の進捗状況を共有したりすることができる。