2021.09.25 10:08
ゴッホの絵窃盗の男、禁錮8年 オランダ、作品今も不明
ゴッホの絵が盗まれたオランダ中部ラーレンの美術館=2020年3月(AP=共同)
【ベルリン共同】オランダからの報道によると、同国の裁判所は24日、国内の二つの美術館から昨年、同国出身の巨匠ビンセント・バン・ゴッホと、17世紀オランダ絵画黄金期の代表的画家、フランス・ハルスの作品を盗んだ罪で、被告の男(59)に禁錮8年の判決を言い渡した。作品は今も見つかっていない。
昨年3月に中部ラーレンの美術館でゴッホの「春のヌエネンの牧師館の庭」が、昨年8月に中部リールダムの美術館で笑う2人の少年を描いたハルスの作品が盗まれた。いずれの美術館も犯行当時、新型コロナウイルス禍で休館中だった。被告は犯行を否認していた。