宝島社、広告でコロナ対策を批判　「自宅で見殺し」全国紙３紙に

2021.09.22 09:27

宝島社、広告でコロナ対策を批判　「自宅で見殺し」全国紙３紙に

高知新聞社

　全国紙３紙の２２日付朝刊に掲載された宝島社の企業広告（同社提供）

　出版社の宝島社（東京）は２２日、「国民は、自宅で見殺しにされようとしている。」と政府の新型コロナウイルス対策を批判する見開きの企業広告を、全国紙３紙の朝刊に掲載した。

　掲載したのは日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞の２２日付朝刊。汚れて捨てられたようなクマのぬいぐるみの写真と共に「今も、ひとりで亡くなっている人がいる。怒りと悲しみでいっぱいになる。この国はいつから、こんなことになってしまったのか。」と訴え、医療現場が厳しい状況に追い込まれた対策の在り方に、疑問を投げ掛けた。

　宝島社は１９９８年から、社会的なメッセージを前面に出した新聞広告を掲載している。

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