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2021.09.11 18:44

パラ陸上2冠の佐藤が報告会 競技用車いすの寄贈を計画

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 大阪市内で行われた所属先の報告会に出席した東京パラリンピック陸上男子で2冠を達成した佐藤友祈(中央)=11日(モリサワ提供)

 東京パラリンピックの陸上男子400メートル、1500メートル(車いすT52)で2冠を達成した佐藤友祈が11日、所属企業のモリサワ本社(大阪市)で報告会に臨み、新たに競技を始める人を対象とした「競技用車いす寄贈プロジェクト」を開始すると発表した。


 レーサーと呼ばれる陸上の競技用車いすの価格は数十万円に上る。プロジェクトは、東京大会をきっかけにスポーツに取り組もうという子どもを含めた障害者を対象とし、それぞれの体に合ったレーサーを贈る。佐藤がともに練習し、助言する計画もあるという。


 佐藤は「周囲にそういった方がいたら、ぜひ紹介してほしい」と語った。

(c)KYODONEWS

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