2024年 05月17日(金)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2021.09.09 20:43

フェルメールの修復完了、ドイツ キューピッドの全身が出現

SHARE

 修復作業でキューピッドが現れた「窓辺で手紙を読む女」(右)と以前の状態の同作品((C)Gemaeldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Foto: Wolfgang Kreische提供・共同)

 【ドレスデン共同】ドイツ東部ドレスデンのアルテ・マイスター絵画館で、オランダの画家フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」の修復が終わり、報道陣に9日、公開された。フェルメールは画面上部にキューピッドを描いたが、死後に別人が上塗りで隠した。3年がかりで上塗りを取り除き、キューピッドの全身が現れた。


 1657~59年ごろの作品。手紙を読む女性の背後には修復前まで褐色の壁が描かれ、キューピッドが完全に覆われていた。今回、絵画の中にキューピッドの絵を描いた「画中画」の作品としてよみがえった。


 来年1月初めまで一般公開され、その後、東京都美術館などでも公開予定。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N文化・芸能

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月