2021.07.24 08:21
明徳コールド勝ち、8回に5点 梼原は中盤まで善戦 全国高校野球選手権・高知大会
【明徳―梼原】1回表明徳2死一、三塁、加藤が左前に適時打を放ち1点先制。三走米崎、捕手大野(春野球場=反田浩昭撮影)
明徳 200 200 15━10
梼原 001 000 00━ 1(八回コールド)
▽三塁打 山蔭、岩城
▽二塁打 矢野
▽犠打 明2(池辺、梅原)梼1(大野)
▽盗塁 明0、梼1(中野)
▽失策 明0、梼1(日比)
▽併殺 明1(池辺―米崎―岩城)梼0
▽試合時間 2時間16分
▽審判 山崎寿、堀川、池上、三石
【評】明徳は初回に2番池辺が初球を一発で送りバント成功など、リズムよく攻め2点先制。5―1の八回はいずれも初球打ちの岩城の三塁打、矢野の二塁打などで5点を挙げ、コールドにつなげた。吉村―矢野―小林の1、2年生投手リレーは計12奪三振。ただ、バックの守りでは二盗の二塁ベースカバーや、外野への安打の際の内野返球などで連係プレーのほころびも目についた。
梼原のエース小川竜の10失点は、四死球10個が傷口を広げた形。しかし、力強い球で空振りを奪う場面もあり、球自体は明徳打線にも一定通用していた。(井上太郎)