2021.09.02 05:43
NY株続落、48ドル安 景気敏感銘柄に売り
【ニューヨーク共同】1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比48・20ドル安の3万5312・53ドルで取引を終えた。新型コロナウイルス変異株による感染再拡大への懸念から、景気に敏感とされる銘柄を中心に売りが優勢となった。
朝方発表された民間算出の雇用関連指標で、雇用者数が市場予想を下回り、景気回復が減速することへの警戒感が高まった。IT関連銘柄には買いが入り、下値は限られた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、50・14ポイント高の1万5309・38と過去最高値を更新した。