2021.09.01 14:03
「未来技術遺産」に24件 ソニー磁気録音テープなど
ソニ・テープ(ソニーグループ提供)
国立科学博物館は1日、東京通信工業(現ソニーグループ)が日本で初めて製造したオープンリール用の磁気録音テープ「ソニ・テープシリーズ」(1950年製作)など、計24件を「未来技術遺産」に選んだと発表した。その後、ビデオ録画や電子情報保存にも応用され、社会基盤を支える技術の始まりとなったと評価した。
DVDやブルーレイにもつながった、小西六写真工業(現コニカミノルタ)のコンパクトディスク用非球面プラスチックレンズ(84年製作)や、日本精工が大正時代の16年に製作したベアリング(軸受け)の図面も選ばれた。
上野の科学博物館で9月7~26日にパネル展示される。