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2021.06.04 08:31

とさでん交通の片岡社長退任へ 後任は高知県OB樋口氏

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片岡万知雄氏

樋口毅彦氏

 土佐電鉄と県交通が統合して2014年に発足したとさでん交通(高知市)の初代社長を務めてきた片岡万知雄氏(70)が、6月で退任することが3日までに分かった。後任には、県OBの樋口毅彦常勤監査役(60)が就任する見通し。4日の取締役会で社長交代を含む役員人事を内定し、25日に予定する株主総会後の取締役会で正式決定する。

 片岡氏は県庁出身。公共交通担当の理事を務めた経歴などから退職後の14年1月、当時暴力団問題などで混乱していた土佐電鉄の社長として白羽の矢が立った。就任後は土電の立て直しを図るとともに、高知県の積年の課題とされた土電、県交通の統合へ尽力。10月に発足したとさでん交通の社長に就任した。…

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