2021.05.16 08:38
「塩の道」先人思い100人が30キロ歩く 香美・香南市
土佐塩の道保存会(為近初男会長)の主催で13回目。香美市物部町の山崎公園から香南市赤岡町の塩市跡まで、約30キロのコースを歩いた。
参加者は険しい山道の中、バラなど道端に咲く花に時折目を奪われ「歩かんと見られん景色やね」とにっこり。
仕事仲間2人と完歩した土佐市岩戸の宮本昭二さん(56)は、でこぼこな山道を馬と一緒に歩いていた先人を思いながら「いかに昔の人がすごいかが分かりました」と話していた。(深田恵衣)