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2021.03.28 08:26

147年の歴史...さよなら中川内小中学校 閉校式に卒業生ら100人 室戸市

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閉校式に臨んだ児童生徒(室戸市の中川内小中学校)

 室戸市羽根町甲の中川内小中学校で27日、閉校式が行われ、児童生徒や卒業生ら約100人が147年の歴史に幕を下ろす母校との別れを惜しんだ。

 同校は、1874年に地元の庵寺で羽根小学校が始めた出張授業が前身。同小分教場などを経て1953年に独立して以来、小学校で318人、中学校で339人の卒業生を送り出した。

 児童生徒が減少する中、山村留学制度を導入するなど地域と協力して存続を図ったがかなわず、4月から羽根小、羽根中に統合されることになった。

 式では最後の児童2人と生徒6人が壇上で「たくさんの人たちに支えられ、いろんなことを学びました」などと思いを披露。前田久尚校長は「中川内小中のよき伝統と誇りを宝物に、夢の実現を目指すと信じている」とエールを送った。

 中学3年の中野仁誠さん(15)は「学校生活は楽しく、人数が少ない分、一人一人が主役になった」と振り返った。(大野耕一郎)

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