2019.08.27 08:27
3・11の悔い 高知の中学生はこう生かす(2) 岡崎氷奈乃さん
好きな食べ物
▼タピオカ
今はまっていること
▼サイクリング
将来の夢
▼河川環境の研究者になること
「大丈夫」捨て「もしや」と考える
私は宮城に行って、「ここだったら大丈夫」という考えは捨てて、「もしかしたら」と考えることが大切だと思いました。東日本大震災では事前の想定を超えることが起きて、多くの方が亡くなったからです。
語り部の志野ほのかさんは東松島市野蒜(のびる)小学校の6年生の時、避難した体育館で津波に襲われました。野蒜小は避難所でした。そこにも津波が来たのです。
地域で防災訓練をしていましたが、参加する人はあまりいなかったそうです。「地震が起きたときはどうするか」「避難場所は安全か」など、訓練や確認をもっとしておけば…と思いました。
また南三陸町では、高知で南海トラフ地震が言われているのと同じように、宮城県沖で地震が起こると言われていたのに、たくさんの方が亡くなりました。
原因の一つは、ハザードマップの想定の高さを超えた津波が来たこと。来ないとされていた場所にも到達したそうです。
私が住む所は高台で、ハザードマップ上では津波は来ません。だけど、津波が来るかもしれないし、地震と同時に台風に襲われるかもしれません。いろいろなパターンの訓練が必要だと思います。そして訓練に積極的に参加し、その場その場で判断し、行動できる力をつけたいです。