2014.05.10 10:06
ハマちゃんと歩く1200年目の88カ所 1日目 お遍路さんになる
きっと不思議な感じになるだろうな、と思っていたら、やはりその通りだった。いつも自分が通勤している道が遍路道となるのだから。
5月10日午前7時すぎ、私たちは高知市の播磨屋橋を出発。四国銀行本店への横断歩道を渡る。高揚感はない。背負う荷物の重さが、かろうじて「お遍路さん」の自覚を促す…といったところだろうか。
幾つかの寺を巡り、長い長い道のりで足も痛めながら、やがて「お遍路さん」になっていくのだろうな、と思う。
「ちょっと遠回りになるけどさ、竹内君のマンションの前を通ってみようよ」と黒笹慈幾(やすし)さん。私は携帯電話で…