2021.06.05 08:52
高知県の出生率1.48に上昇 2020年、出生数188人減の4082人
高知県の2020年の合計特殊出生率(女性1人が生涯に産む子どもの推定人数)が前年より0・01ポイント上がって1・48となったことが、厚生労働省が4日発表した人口動態統計(概数)で分かった。上昇は3年ぶり。全国平均は1・34で都道府県別では上から17番目だった。
1年間の出生数は188人減の4082人で、3年連続で過去最少を更新。15年の水準(5052人)から約千人減った。死者数は322人減の9995人で、6年ぶりに1万人以下となった。死者数の減少幅が出生数の減少幅を上回った結果、人口の「自然減」の幅は134人減って5913人だった。…