2021.05.30 08:35
播磨屋橋の周辺より明るく 名物「からくり時計」ライトアップ、デジタルサイネージも新設
高知市の播磨屋橋近くの名物「からくり時計」が6月1日から夜間のライトアップを始める。隣には電子看板(デジタルサイネージ)も新設され、夜の播磨屋橋周辺がより明るくなりそうだ。
からくり時計は、播磨屋橋交差点の北東角の「デンテツターミナルビル」外壁に高知市が設置。午前9時~午後9時の正時に、よさこい祭りや高知城などがせり出す構造で、観光客らの人気スポットになっている。
ビルを管理するとさでん交通が、新しい収入源として、時計横の外壁に電子看板(縦2・56メートル、横4・48メートル)を設けることに。看板の光で時計が見えづらくなる可能性があったため、同社が時計もライトアップすることにした。
ライトアップは午後7時半から。同社の亀川代平専務は「からくり時計を今よりももっと目立たせたかった。ビル全体の注目度が上がることで、デジタルサイネージの効果も期待できる」と話している。(村上和陽)