2018.08.21 08:20

灰まで焼け 高知県大3万8000冊焼却(2)何が燃やされたのか

「運命と摂理 一戦没キリスト者学徒の手記」(高知新聞社所蔵)
「運命と摂理 一戦没キリスト者学徒の手記」(高知新聞社所蔵)
 高知県立大が燃やした本には、どんなものがあったのだろうか。
 
 白いソフトカバーの小さな本がある。「運命と摂理 一戦没キリスト者学徒の手記」(1968年、新教出版社)。扉をめくると、あどけなさの残る眼鏡姿の青年のピンナップが1枚現れた。
 
 1943年11月、旧制高知高校2年生だった池田浩平さんだ。撮影の翌月に学徒出陣した彼は翌秋、小倉陸軍病院でパラチフスで亡くなっている。21歳だった。...

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カテゴリー: 社会灰まで焼け社会


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