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2024.05.13 15:36

ソフトバンクG赤字2276億円 3年連続、株高で額は縮小

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 記者会見するソフトバンクグループの後藤芳光最高財務責任者(CFO)=13日午後、東京都内

 ソフトバンクグループ(SBG)が13日発表した2024年3月期連結決算は、純損益が2276億円の赤字だった。赤字は3年連続。ただ世界的な株高を背景に投資損益が改善し、赤字幅は22年3月期の1兆7080億円、23年3月期の9701億円から大きく縮小した。


 売上高は前期比2・8%増の6兆7565億円だった。SBGの主力は投資事業で、SBG本体や傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を通じてAI関連企業や新興企業などに巨費を投じている。


 ビジョン・ファンドの投資損益は7243億円の黒字で、前期の5兆2794億円の赤字から大きく改善した。中国系動画投稿アプリ「TikTok」を手がけるバイトダンスなど投資先の企業価値向上で評価益が出た。


 後藤芳光CFOは、SBGの保有資産は20年には中国電子商取引の最大手アリババが48%を占めていたが、24年3月末には英半導体設計大手アームが47%となるなど、AI分野に投資先を大きくシフトしていると説明。「変化していくことが一番のリスクマネジメントだ」と語った。

(c)KYODONEWS

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