2024年 05月21日(火)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2024.05.10 19:46

大規模な「太陽フレア」が頻発 磁気乱れ、衛星やGPS障害懸念

SHARE

 Xクラスの強い太陽フレアが発生した太陽。複数の波長で捉えた画像を合成した=米国時間9日(NASA/SDO提供)

 太陽の表面で起こる爆発現象「太陽フレア」が頻繁に発生している。情報通信研究機構によると、8~10日に最大クラスの太陽フレアを複数回観測。地球の磁気が乱れて人工衛星や衛星利用測位システム(GPS)に障害が起きる可能性があり、同機構の担当者は「今後数日間は警戒が必要だ」と話している。


 太陽フレアは、強い磁場を持つ太陽表面の黒点で起こる。爆発で強力なエックス線や電気を帯びた粒子(プラズマ)が宇宙空間に飛び出す。エックス線の強さに応じて5段階に分けられており、1段階上がるごとに規模は10倍になる。


 同機構によると、8~10日に最も上の段階の「Xクラス」が5回以上起きている。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N科学・環境

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月