2024.05.02 08:39
飽和潜水、知られざる世界 早明浦ダム水深50メートルで改修支える ダイバーは2週間缶詰め
早明浦ダム湖に浮かぶ、さまざまな機材が配置された台船。組み立て式で、昨年10月に設置された(写真はいずれも早明浦ダム湖)
ダムでは現在、堤体の下部に3本の放流管を通すための穴を開ける準備が進む。いきなり開けると水が漏れるため、水中の堤体に箱形の鋼材を横向きに取り付け、鋼材と堤体の間の水を抜く―という手順を踏む。アンカーの打ち込みなど鋼材の取り付け準備に欠かせないのが飽和潜水だ。…